キャプテンコラムCAPTAIN COLUMN

株式会社キャプテン・ユーの社長が
日常生活で感じたことを綴ります。

選挙に行きましょう!

まさか師走に総選挙が行われるとは夢にも思わなかった。 野党は大義なき選挙で国税の無駄遣いだと批判している。 民主党の枝野幹事長は10月に「私が首相なら年内に解散するが・・・」と強気な発言している。 本当に解散してしまったので大慌てだと思う。 野党の本音は「まだ体制が整っていないのに何てことをしてくれるのだ、困った!」と言うところだろう。 自民党も建前は「税制を変更することは民主主義において国民に信を問う必要がある。 また2年間のアベノミックスが今後も継続させて貰えるのかを問いたい。」と言っている。 しかし本音は「最近、閣僚2名が辞任に追い込まれ、政権に逆風が吹き始めてきた、今なら野党も体制が整っていないので選挙に勝てる」 こんなところだろう。

野党の攻撃材料は2012年党首討論において野田首相と安倍総裁で約束した議員定数の削減が未だに実行されていないことである。 しかし本音は就職枠が減るということは議員にとっては死活問題であり、少数政党ほど影響大である。 どの政党も総論は賛成、各論は反対なのでなかなかまとまらないだろう。

小渕優子議員は論外だが、大臣に就任したら、やたら細かくうちわだとかSMクラブだとか、政党助成金の使途を批判している。 勿論、我々の血税が無駄に使われているのには憤慨するが、どの議員も多少は後ろめたいお金の使途があると思う。 メディアもあまり重箱の隅をつつくようなことはしない方がいいと思う。 清廉潔白で何の仕事も出来ないより、少し胡散臭いけど仕事の出来る議員の方がましだと思う。 2日公示、14日投票日である。選挙にも行かないで政治に文句を言うのは間違いである。 あと2週間、立候補者達は本音を隠して建前と出来ない事ばかり並べ立てると思う。 我々有権者は立候補者達のパフォーマンスに惑わされずに清き1票を投ずるべきである。 私の選ぶ目安はやたら平和、人に優しいなど耳触りのいいことを並べ立てるのは×である。 反対に選挙にとっては少し不利になるかも知れないが本音を言う候補者は○である。 見事期待を裏切られることもあったが、まずは政治に文句を言う前に投票に行くべきである。 選挙権がどんなに有難いことか認識すべきである。

独り言の好きな男より