キャプテンコラムCAPTAIN COLUMN

株式会社キャプテン・ユーの社長が
日常生活で感じたことを綴ります。

ウクライナ頑張れ!

やはりと言うべきか、6月にロシア大統領プーチンに謀反を起した、民間軍事会社ワグネル軍代表のプリゴジンの搭乗していた、プライベートジェットが墜落した。原因は現時点でまだ解明されていないが、専門家たちの見立てでは機内に爆破物が仕掛けられた説が有力となっている。プーチン大統領はしれつと哀悼の表していたが、この墜落劇にはプーチンが背後にいることは衆目の一致するところである。これまでにも政敵など自分にとって邪魔者は不可解な死を遂げている。今のロシア体制は完全に時計の針が逆回転して、スターリン時代に向かっている。プーチンが崇拝しているのもスターリンだと言う。こんな独裁国が国連では常任理事国として絶大な発言力を持っているのだから国連は完全に機能不全に陥っている。もう一度抜本的な改革を行い、常任理事国を廃止すべきだと思う。いまだに第2次世界大戦の戦勝国が常任理事国として圧倒的な発言力を行使するのは時代錯誤そのものである。常任理事国の1国が反対すれば何も決められない。ロシアを制裁するにもロシアが反対するので国連安保理で制裁を科せることも出来ない。北朝鮮に制裁を科せるにも同盟国の中国が反対するので、効果のある制裁が出来ないでいる。日本のお花畑国会議員は、日本が他国に侵された場合、国連の国連軍が何とかしてくれると思っているようだがバカバカしい夢物語である。自国の防衛は自国民が先頭に立って戦わないと、同盟国のアメリカも助けてくれない。ウクライナを見れば明白である。現状の日本国憲法では日本国を護るには不完全である。戦争を回避するためにも憲法改正を急がなければならない。

 ウクライナが反攻に苦戦している。ロシアによる多数の地雷設置などで思うように進行出来ないでいる、そして西側の武器供給も滞っている。ウクライナ兵士もかなり疲弊しており、欧米の支援なしでウクライナの勝利はありえない。ロシアに対して欧米をはじめ西側諸国は経済制裁を行っているが、中国、インド、そして最近影響力が高まりつつあるグローバルサウスと呼ばれるアフリカ諸国は、ロシアからの輸入を高めてロシア経済を助けており、ロシア支援の形となっている。常識的に見たら武力侵攻しているロシアが絶対悪だが、世界全体から見たら決してそうではない。政治体制が違えば正義の概念も異なるのだ。ウクライナを絶対に負けさせてはならない。しばらく厳しい状況が続くと思うが欧米諸国は支援を続けなければならない。民主主義を守るためにも。

独り言の好きな男より