キャプテンコラムCAPTAIN COLUMN

株式会社キャプテン・ユーの社長が
日常生活で感じたことを綴ります。

国会議員さん頼んまっせ!

国会がグダグダである。政治倫理審査会は名ばかりで中身のない、酷い茶番劇であつた。国会生中継を観ることが出来ないので、録画をして観たのだが、「知りませんでした」「関与しておりません」の言葉が出席した議員達の口から、判を押したように繰り返された。出席した議員達はそれなりの幹部であり、知らぬ存ぜぬ通用しないと思う。一人ぐらい正直に「不適切だと思いましたが、間違った処理をしてしまいました。申し訳ございませんでした」と言った方が男を上げると思う。こうあっさり言われたら、野党も後の追及がしにくくなると思う。逃げようとするから、野党から「疑惑は深まった」と言われしまい、次は証人喚問だと息巻かれてしまう。野党も政倫審で真相究明が出来るとは思っていない筈である。検察で不起訴になった案件を、野党が余程の材料を持っていない限り追及しても糠に釘、暖簾に腕押しの返答しかない。野党も追及すからには、もっと相手にグサッとくるような質問をして欲しい。国会を開くのに一日1億円の費用が掛かるらしい、まったく税金の無駄遣いである。世の中が大きく変化している時に、国会でつまらぬ議論などしている場合でない。解決しなければならない案件が山積している。セキュリティ・クリアランス法案などを早く成立させるべきだ。それともっと急がなければならないのは憲法改正に向けた議論であり、与党で3分の2議席を確保している今出来なくていつ出来ると言うのかである。公明党がグズグズ言うのなら、日本維新の会、国民民主党と組んで何が何でも、今年中に道筋をつけてもらいたい。特に参院憲法審査会はいつまでタラタラしているのか、野党に引きずり回され過ぎである。衆参憲法審査会共、審議の時間は充分に尽くされた筈である。これ以上時間の引き延ばしは許されない。与党もある程度タイミングで強硬に進めて国民投票へと進め、最後は主権者の国民が決めるのだから。今の憲法は米国に占領されていた時代にGHQが2週間で作った代物である。時代が大きく変化しており憲法9条だけでなく、あらゆる分野で今の時代と齟齬が生じている。70年以上も憲法改正をしていないのは世界中で日本だけである。自衛隊の存在をきちっと憲法に明記すべきである。そうでないと自衛隊員のプライドに対して失礼である。しかし問題なのは「憲法改正」が自民党の党是だが、安倍晋三元首相死去後、自民党の左傾化が顕著になってきているのだ。保守と自負していた議員もLGBT法案をいとも簡単に成立させてしまった。自民党の背骨がグラグラしている状態である。憲法改正は私の政権で必ずやり遂げると発言した岸田文雄首相が、どう対処するか見ものである。積極的に進めたら、今までの不満は帳消しにしてもいい。帳消しどころか利子をつけてもいい。

独り言の好きな男より