キャプテンコラムCAPTAIN COLUMN

株式会社キャプテン・ユーの社長が
日常生活で感じたことを綴ります。

日本中が平和ボケ?

私は毎朝散歩しているが、少し昔と違うなと感じる事がある。
それは、鳩の群れの中を歩いても一向に逃げようとしないのだ。
昔なら近づいただけでバタバタと逃げ出したものだ。
たまに、こちらが鳩を避けて歩くのでつまずきそうになる。
中国ではこんな場面は全くない。
何故なら鳩は中国では食用だからである。
雀も昔に比べたら逃げるのが遅いように感じる。
公園には野良猫が数匹いるが、散歩に来ている犬が近づいても逃げもしないし、威嚇もしない。(もう顔馴染になっているのか?)
確かに風景としては微笑ましいのだが何か違和感を持ってしまう。
熱帯魚を飼育しているが、魚どうし大きさに格差がありすぎると、大が小を食べてしまうので駄目だが、微妙な大小のバランスで飼育すると、同じような大きさで飼育するよりも長生きするそうである。
魚も多少の緊張感があった方が健康に良いようである。


人間社会も多少の緊張感がある方が身体にも頭にも良いと思う。
もし私が100億円を手に入れたら、ふ~っと気が抜けて一気にボケるような気がする。(ボケてもいいから100億円欲しい~)
強いチーム(組織)に共通しているのはチームワーク(仲の良い事でない)がきっちり機能していると思う。
チームワークは字のごとく、チーム(組織)の中で、それぞれがきっちりと役割を果たすことである。
そして、もっとも大事なのが互いに切磋琢磨して緊張感、いい意味での危機感を持っていることである。
弱いチーム(組織)は全くこの逆である。
巨人があれだけの戦力で断トツに勝てないのは、若い選手がようやくポジションを確保したと思ったら、他球団の有力選手か大リーグから来た選手にポジションを簡単に奪われてしまう事が続いたことが原因だと思う。
若手が育たず、チームワークが上手く機能せず、緊張感よりもシラケムードがあったように感じた。(最近はかなり改善されてきている。)


政治家の使命は国益と国民の生命と財産を守る事である。
国家安全保障=戦争でなく、安全保障を担保に豊かな経済を築いてきた。
今は米国に依存しているが、いつまでこの関係が続くか分からない。
世界で最も安全保障に鈍感なのが日本である。
早く考え直す必要があると思う。
今のままでは国民の生命と財産を守れない。野田新政権よろしく!
(最後は硬くてスミマセン)

独り言の好きな男より