キャプテンコラムCAPTAIN COLUMN

株式会社キャプテン・ユーの社長が
日常生活で感じたことを綴ります。

衆議院解散

安倍首相が国連総会出席の為、訪米直前に衆議院解散をちらつかせると、俄然 各政党の動きが騒がしくなってきた。28日の臨時国会冒頭で解散宣言するよだ。解散の大義名分は国難突破解散らしい。いかにも取って付けた様な口実である。もともと政治は党利党略で行っているものであり、野党が大義なき解散と声高に批判しても仕方のないことである。安倍首相もこのタイミングで解散するには、それなりの計算があるのだと思う。モリカケ隠しだなどの批判を敢えて覚悟しての解散である。年末~来年にかけて北朝鮮情勢は増々緊張が高まるとの噂もある。中国で10月18日5年に1度の共産党大会があるので、そこまでは北朝鮮も中国の顔に泥を塗るようなこはしないだろうと言う読みもあるらしい。野党第1党の民進党もゴタゴタしており、小池新党の準備が進む前に、 等々考えたら今がベストだと判断したのだろう。

11月25日に小池新党「希望の党」が旗揚げした。やはり、若狭、細野に任せておけないのか、小池百合子、自ら代表に就き気勢を上げた。若狭、細野両氏 面目丸潰れである。希望の党に逃げ込んで来ている議員メンバーを見ていると、 泥船から逃げ出したもの、選挙に弱いもの、元の党に居場所がない連中ばかりである。27日付の朝刊には、前原民進党、希望の党と合流かと出ていた。また小沢一郎率いる自由党との合流も視野にあるらしい。民進党を見捨てて離党した議員が移籍した党と手を組むのはどうかと思う。(ほとんどの議員を除名処分にしている)民進党がこのような無残な体たらくの最大の元凶である小沢自由党と組むのも民進党支持者には理解されないだろう。前原民進党は今現在圧倒的第1野党なのだから、離党者が続出しても右往左往せずに、平然と対応して あくまで愚直に今の民進党で選挙に臨んだ方が良いように思う。泥船から逃げ出したネズミは選挙では支持されないだろう。

野党を統一して安倍自民の受け皿をつくると建前はそうだが、本音はとにかく選挙に当選したいである。猿は木から落ちても猿だが、議員は選挙に落ちたらただの人になってしまうから。安倍政権がいつまでも続くのはいいと思わないが、しかし今、安倍さんが退いたら、日米関係、北朝鮮における安全保障など 大きく後退するだろう。そして日経平均は暴落すると思う。安倍首相もこの辺の読みがあって解散したのでは・・・さて選挙の結果は如何な結果になるやら?

独り言の好きな男より