キャプテンコラムCAPTAIN COLUMN

株式会社キャプテン・ユーの社長が
日常生活で感じたことを綴ります。

ガンバレ安倍晋三

内閣支持率47%に低下してマスコミは騒いでいる。安倍首相の顔がみえない、以前の毅然とした姿勢が消えた。世論で反対の多い郵政造反議員の復党を許したり、中国、韓国に媚びてるなどの声が聞こえてくる。確かに、以前と比べて物をハッキリ言っていない印象はある。しかし、それは当たり前である。首相とは日本の行政の最高責任者である。
軽々に発言できるものでないし、すべきでない。

しかし、教育基本法、防衛庁の省への昇格法案など、粛々と進めて衆院通過を果たしている。道路特定財源の一般予算化においても、骨抜きとか、先送りとか、非難轟々である。今までこの案件は誰も手が付けられず、やっと緒に付けただけでも評価している。

いま、ここで、無用に道路族と対峙して、混乱を起こすより、自分の思っている最大の宿願を果たすまでは、ある程度は自分の本音を押し殺す必要があるのだろう。とにかく、来年の参院選挙を乗り越えるまでは安倍カラーはハッキリ出ないだろう。こう言ったら「選挙に勝つためなら、なりふり構わず何でもありか!」と批判されそうだが、当たり前である。日本という国は、選挙で負けたら即退陣を余儀なくされる。私はこの制度?は大変おかしいと思っているが、しかし現実である。選挙に負けたら、どんなに立派な理想、政策を掲げていても実行できないのであるから・・・まず、選挙に勝つことが大前提なのである。

安倍首相は一見ひ弱なボンボンに見えるが、中身は意外と芯の強い、かなり強かな人物だと思う。自分の政策を実現するためには他の雑音は気にしないだろう。してはいけない。郵政造反議員の復党も世論を気にしていたら実現していない。(私も心情的には復党反対である)できる限り味方となる仲間が必要なのだから・・・最大の宿願である「憲法改正」法案を実現するためには。このような考えはわたしだけだろうか・・・

独り言の好きな男より