キャプテンコラムCAPTAIN COLUMN

株式会社キャプテン・ユーの社長が
日常生活で感じたことを綴ります。

鳩山由紀夫レッドカード

軽い、とにかく言葉が軽すぎる。その軽い発言は枚挙にいとまがない。
最近も「沖縄米軍基地の問題は3月中に一応のメドを立てる」とキッパリ。
その舌も乾かない3日後、平然と「別に法に決められたものでないので3月にこだわる必要はない」とこれまた平然と。
凄い、ここまで平然と言ってのけるのは相当の大物か、相当の能天気である。
おそらく後者であろう。
私はこの人物が嫌いでない。(弟の邦夫は大嫌いである。)
性格は本当に優しく思いやりがあり、ユーモアもある。
懐もそこそこ深いように見える。鷹揚とした感じは好感が持てる。
しかし、致命的なのは八方美人的な性格である。
あちらこちらにいい顔するものだから何も決断出来ない。
とにかく場当り的な言動で周りを混乱させる。
NO.2の幹事長までなら何とか化けの皮が剥がれずに済んだがNO.1になって正体見破られたし!である。
絶対にリーダーになってはいけない人物がなってしまった。
本人も不幸だが国民はもっと大不幸である。
しかし、本人は不幸とは思っていないし、意外と今までの言動に対して反省して落ち込むどころか、ケロッとしていると思う。
すごい鈍感力のある人物だと思う。
恐らく鳩山ブランドと財力(自分で築いたものでない)がなければ、今の地位まで上りつめることはなかっただろう。
一刻も早い退場を願う。

もう1人NO1になったら化けの皮が剥がれる人物がいる。小沢一郎である。
この人物は自分がNO.1になったらダメだと云うことがよく分かっている。
ここが鳩山由紀夫との違いである。
だから今までも総理になろうと思えば何回かチャンスはあった。
昨年は西松建設の問題で代表を辞任したが、本人はしてやったりの気持ちではなかっただろうか?
野党の代表ぐらいならソツなくこなせるが、総理になるとそうはいかない。
現に秋には総理の座が見えていた、
党代表の座をあっさり退いた。
与党の幹事長の座は、小沢一郎にとって権力の源泉であるので、容易くは退かないだろう。
モグラと同じで地中では力を発揮出来るが、陽の当たる表舞台では力半減となってしまう。
選挙に勝つこだけが目的で、日本のビジョンなど考えていないと思う。
今、一番総理になって欲しい人物が小沢一郎である。
しかし、絶対にならないと思う。
何故なら自分がモグラだと分かっているから・・・・。

独り言の好きな男より