キャプテンコラムCAPTAIN COLUMN

株式会社キャプテン・ユーの社長が
日常生活で感じたことを綴ります。

宇宙のことを考えると・・・

年明けから、北朝鮮のミサイル発射や、サウジアラビアとイランの断交、
ベッキーのゲス不倫問題、SMAP解散事件、琴奨菊の優勝、甘利大臣金銭問題、イクメン議員の不倫、清原覚醒剤使用など話題に事欠かない。しかし、一番のビッグニュースは「重力波の観測成功」だろう。私は重力波など初めて耳にした。新聞、テレビだけの薄ペら知識しかないが、100年前の大科学者アインシュタインの立てた仮説を実証したそうで、ノーベル賞3~4個分の価値があるそうだ。私には何が凄いのかよく解らないが、その観測した重力波の振動が13億光年前に太陽の約30倍くらいの大きさの球体(ブラックホール)2個が衝突し発生したものを観測成功したと言うではないか、どうしてこんなことが分かるのか、このことに凄いなと思ってしまう。光の速さは1秒で地球7周半回ると聞いている、それが13億光年前の振動が地球に伝わったものを観測である。どれくらい宇宙は広いのかと思ってしまう。

子供のころ誰でも宇宙の広さを想像したことがあると思う。行き当たりはあるのか?あったら、その外側はあるのだろうか?あったら、またその外側は?またその外側はなどと考えてゆくと、軽いめまいがしたものである。
先日、所ジョージ出演の「目がテン」テレビ番組を何気なく見ていたら、ニュートリノを取り上げていた。小柴昌俊、梶田隆章(2002、2015年)両氏がニュートリノでノーベル賞を受けている。ニュートリノは光よりも速いと言われている。もっと驚くのは大きさである。ゴルフボールと水素原子の大きさの比率は、地球とゴルフボールの大きさの比率である。原子核の1つである中性子(素粒子)とニュートリノの大きさの比率は地球と米粒の大きさの比率に等しいそうだ。これだけ小さいものだから、何にでも突き抜けるそうである。上からも
地球の裏側からもニュートリノは人間の身体に1秒間に100兆個通り抜けているらしい。こんな小さいものを観測したのも凄い(2002年)また、こんな小さいものに重さがあることを証明したものも凄い(2015年)。宇宙から見たら地球はニュートリノよりも小さいのだろう。間違いなく我々は宇宙に生かされていると思う。宇宙の壮大な時空間から見たら、人間の一生なんてニュートリノの何兆億分の一よりも小さいのだろう。よし決めました!これからは小さなことにクヨクヨ悩んだりしないと。(しかし、やっぱり悩むだろうな・・・・・。)

独り言の好きな男より