キャプテンコラムCAPTAIN COLUMN

株式会社キャプテン・ユーの社長が
日常生活で感じたことを綴ります。

巨人の凋落に考えさせられること

球界の盟主も過去の産物である。球団ワーストの13連敗には目も当てられない惨めさであった。過去の栄光もヘッタくれもない。今季も30億円の大型補強で臨んだがこの始末である。資金力に任せ各球団の主力級を根こそぎ奪って行き、オールスターチームが出来るほどである。勿論これだけ大投資しているのだから優勝もたまにはしているし、Aクラスにいる頻度も高い。しかし、 費用対効果の観点では全く非効率と言わざるを得ない。この代償として若手が まったく育たない土壌が出来上がってしまった。チャンスも少ないし、せっかく自信が出来てレギュラになれると思った途端に、メジャーの外国選手か他球団のスター選手が入団して若手の出番が無くなってしまう。これでは誰でも 腐ってしまう。抜本的な治療でなく、絆創膏の継ぎ接ぎのような治療に見えてしまう。対極にあるのが広島である。資金力が乏しい、選手が育てば資金力のある球団にFAで持って行かれる。(江藤、金本、新井、 その他多数・・・) だから新陳代謝が激しいから、2,3年前まで無名の若手がはつらつと活躍出来る土壌が出来上がっている。勿論若手が直ぐに育つ訳でないから負けが込み低迷期もある。巨人が辛いのは常に優勝の期待が掛かっていることであり、 負けが込むとマスコミに叩かれる。確かに超一流選手を集めたら即戦力で勝つ確率は高いが、短期的な強さはあっても長期的には難しいだろう。

会社に置き換えてみると、仕事にも慣れて自信も出来、課長に昇進出来るかなと思ったら、外部からやり手の社員との触れ込みで課長のポストに就いてしまった。業績が良ければ文句も言えないが、病気で休みがちで業績もパッとせず 給料は自分の2倍以上ある。会社にすれば三顧の礼で来てもらったので、ポストから外す訳にはいかず静観のままである。生え抜きの社員達は面白なく、 会社として士気が上がる筈がない。

今の巨人がこのパターンだと思う。会社でも必要な事には投資は必要であるが、 継ぎ接ぎ的な投資でなく、時間が掛かっても長期的な視野に立った投資が大切だと思う。やはり若手を育てるのが抜本的な強さを築く上で一番だと思う。 阪神も若手を我慢して育てているので、多少負けが込んでも批判するのでなく 暖かい目で見てあげるべきであろう。特に我が息子たちに言いたい。

独り言の好きな男より