キャプテンコラムCAPTAIN COLUMN

株式会社キャプテン・ユーの社長が
日常生活で感じたことを綴ります。

トランプ大統領

525日~28日までトランプ旋風が日本を席巻した。2016年大統領予備選挙でよもやの共和党代表に選出され、本選ではヒラリー・クリントには流石に勝てないだろうと誰もが思っていた筈だ。私もそう思っていた。こんなハチャメチャな人物がアメリカ大統領になったら大変だと思った。ヒラリーは好きでないけど、まだトランプよりはましだと思っていた。その誰もが予想しなかったトランプが大統領に選出されたのである。(木村太郎氏は予想が当たり鼻高々)

トランプが勝てば円高、ドル安に進むとどのエコノミストも言っていたが、

次の日から年末に掛けて急激な円安、ドル高に進行した。エコノミスト全員

丸坊主ものである。就任早々、破天荒な言動で世界を敵に回した感じであったが、

なぜか安倍首相とは親密な関係を築き、世界の首脳陣から不思議がられている。

オバマ前大統領はスマートで知的であったが、北朝鮮、中国などからは舐められていたように思う。北朝鮮もトランプになってから、これは本当に武力攻撃があると言う恐怖心を感じたのだろう非核化へのポーズを示した。しかし、中途半端な行動だったので、2回目の首脳会談は決裂してしまった。金正恩は恐らく

トランプは何らかの成果が欲しいので、安易に妥協してくると思ったのだろう。

中国に対しても、ここまでやるかというぐらい徹底的に圧力をかけてきている。

中国も今までにないタイプの大統領に相当戸惑っていると思う。

奔放で安定性のない大統領であるが、安定性があって、美辞麗句ばかりで結局

何も結果が出ない人物が多い首脳達よりも、何か変化させてくれる期待感がトランプ大統領にはあるように思う。

奔放なトランプだから今回の来日で、天皇陛下との謁見では、金正恩の時のように握手をして肩をポンポンと叩く仕草をするのではないかと心配したが、皇室は日本国にとっては特別なものとレクチャーを受けているのだろう、

失礼な態度はなかった。反安倍政権の野党やマスコミは、ゴルフカートを運転している安倍首相に対して「トランプの運転手」と揶揄していた。しかし、アメリカではトランプがカートを運転していたのである。安倍首相が媚びていると

言った報道も多かった。媚びても何でもいいではないか、それが国益に繋がるのであれば。世界でトランプに頼られる唯一の首脳であり、日本のプレゼンスはここ数年格段に増していると思う。そして、今年中に必ず北朝鮮拉致問題を

解決して欲しい。これを可能にするのは安倍・トランプのタッグだと思う。

 

 

独り言の好きな男より