キャプテンコラムCAPTAIN COLUMN

株式会社キャプテン・ユーの社長が
日常生活で感じたことを綴ります。

2019年ワールドカップ日本開催PARTⅡ

 

 

1020日、日本VS南アフリカ戦はベスト4強を決める熱い戦いだった。

前半3-5の2点差の互角で終えたので、夢の4強への期待が大いに膨らんだ。

しかし、さすがに南アフリカは強かった。4年前に続けて連敗をしたら、おめおめ国へ帰られないプレッシャーもあったと思う。後半は怒涛の攻撃力で日本代表を圧倒していた。日本は敗れたけれども、今大会で世界の強豪国の

仲間入りを果たすことが出来たと思う。しかし、油断していると世界各国も研究してくるので、喜びの余韻にいつまでも浸っている場合でない。決勝進出が当り前のチームにならないといけない。

それにしても、日本W杯でラグビーの認知度は大いに高まったと思う。ラグビーに興味がない私の周りの人達も、大いに盛り上がっていた。スコットランド戦の残り20分、まさに死闘と表現しても過言でない攻防戦だった。21点差をつけた時点で正直「もうこれで勝ったと思った」しかし、スコットランドが意地の底力を発揮し、続けて2トライを奪いゲームの流れは完全にスコットランドだ。しかもまだ残り時間20分もある。そこからの20分でラグビーの真髄を見たような気がした。男と男、意地と意地のぶつかり合い、その中にも緻密なゲームメイクは観ている我々をラグビーの虜にしてしまった。準決勝戦の南アフリカVSウェールズ戦も、「これがラグビーだ!」と言えるぐらい素晴らしい、熱い闘いだった。今大会1番の試合だと思う。(まだ、優勝決定戦、3位決定選観ていないが・・)どこの試合会場も満員の観客で良かった。ガラガラの観客では選手達に失礼である。満員の中から好プレーも生まれると思う。これからの国内ラグビー試合にも大勢のファンがつめかけ満員の中で試合が出来たら、選手達も緊張感を持って試合に臨むことになり、日本ラグビーの強化に繋がると思う。このW杯の盛り上りを一過性のものとしてはいけない。これを機にラグビーの振興策を早急にやるべきである。ラグビーの完全プロ化は必須条件である。ラグビー界には古めかしいアマチュアイズムが厳然として残っており、ここ最近は少し変わってきたが、まだまだ古い体質が残っているように思う。ラグビー協会も思い切った世代交代を行い、スピード感をもってラグビー強化の改革を行って欲しい。こんな激しいスポーツなのに他のスポーツ競技に比べて選手達の年収が低すぎる。お金が全てではないが、やはりモチベーションアップにはなる。こんなに面白いスポーツなのだから、やり方次第で多くの観客を集めるのは可能である。行動起こすのは今がチャンス!

鉄は熱いうちに打て、頼みますよ日本ラグビーフットボール協会!

 

 

 

 

 

独り言の好きな男より