キャプテンコラムCAPTAIN COLUMN

株式会社キャプテン・ユーの社長が
日常生活で感じたことを綴ります。

季節外れの桜はもうええで!

 本当に日本の国会は平和ボケである。国内外に重要案件が山積しているのに、「桜を見る会」の様々な問題点を取り上げて、日本維新の会を除く、野党連合みたいなものを結成し、血眼で安倍政権を追及している。そもそも「桜を見る会」に問題があるのは、国会議員もマスコミもある程度認識していたと思う。

民主党政権時代にも所属国会議員に、支持者の出席を促していることが判明している。私も「桜を見る会」など無駄なことが多いなと思うけど、政権を取った政党の特権みたいなもので、目くじら立てるほどの事ではないと思う。それよりも韓国がGSOMIAを延長せず破棄した場合の、日本の安全保障はどうするのか? 香港の民主化運動激化に伴うデモ隊への弾圧で死者も出ている。一国2制度の体制が壊れつつある、日本としての立場は静観するのか?米国のように香港民主化を支持するのか?  憲法改正の議論も一向に進んでいない。日米貿易協定の承認案も棚晒しである。財源不足が指摘されている社会保障問題は与野党問わず、1丁目2番地ぐらいの重要課題であり、早急に方向性を決めないと大変なことになると思う。また政府与党も後ろめたい気持ちがあるのか、説明も歯切れが悪く、得意技の書類破棄で何とか凌ごうとする姿勢はいかがなものかなと思う。かえって国民の不信感を買うことになると思う。こんな時は潔く非を認めて謝った方が得策だっただろう。曖昧な答弁に終始するから、野党から付け込まれるのである。野党もいつまでも鬼の首を取ったように「桜を見る会」を追及するよりも、政策で政権の弱点を追及して、自らの対案を提示した方が,よほど国民の支持を得ることが出来ると思う。「桜を見る会」のように政権のイメージダウンを狙うやり方は、モリカケ問題と一緒で徒労に終わるだろう。首相主催の「桜を見る会」は中止にしなくてもいいと思う。日本の誇る見事な満開の桜のもとで、功績のあった人たちを慰労するのはいいことだと思う。しかし18,000人はさすがに多すぎる。大多数が議員の支持者関係なのだろう。これでは選挙対策だと言われても仕方ない。1,000人ぐらいでいいと思う。出席者名簿をオープンにすれば何の問題もない、ただ其れだけのことだ。長期政権で緩みが出ていると言われているのは間違いである。野党がだらしないから政権が緩んでしまっているのである。野党よ、しっかりしろ!

 

 

 

 

 

 

独り言の好きな男より