キャプテンコラムCAPTAIN COLUMN

株式会社キャプテン・ユーの社長が
日常生活で感じたことを綴ります。

Withコロナ

誤解を恐れずに言わして頂くと、新型コロナウイルスに対しての過剰な対応はもうそろそろやめたほうがいいと思う。連日のマスコミの煽り運転ならぬコロナ煽り報道はいかがなものかと思う。不安を煽る方が視聴率を取れるらしい。しかし安倍首相が辞任会見を行ない、話題が自民党総裁選に移ると、今までコロナ報道をガンガンしていたマスコミのコロナ報道は、一気に鳴りを潜めコロナが収束していないのに、打って変わってコロナ報道の量が減った。本来ならば従来通りにコロナの報道をしなければならないのに、視聴率の取れる自民党総裁選の報道に多くの時間を割いていた。この間、国民のコロナに対する関心もしばらく薄れたように感じたのは私だけだろうか?GO TOトラベルキャンペーンも開始直後は非難轟轟であったが、今となっては利用者も多く、瀕死の状態であった旅行関連の業者も息を吹き返してきており評判も上々である。未知のウイルスとの戦いなので超過剰に対応するのは当然であり、それが功を奏したとも言えるだろう。その未知のウイルスの正体も徐々に分ってきており、我々もそろそろコロナ呪縛から徐々に解き放れて行くべきだと思う。先日TVで出演しておられた、USJを立て直した森岡毅氏が「0か100でなく、最善を尽くしてどこまで出来るか可能性を探るのが大事だと思う」と言っていた。私もまったく同感だと思った。春先はとにかくコロナだからと言って、殆どの行事、催し物が中止に追い込まれた。これも当初は致し方なかったと思う。しかし、いつまでもゼロを続けていたら経済が死んでしまう。工夫・最善を尽くして100は無理でも50か70は出来ないだろうかと考える事が大切だと思う。プロ野球も無観客から今では50ぐらいまで観客数が増えてきている。感染予防の徹底と工夫を凝らして、従来の100までとはいかなくとも50~80ぐらいのレベルまで出来たら、あらゆる分野で息を吹き返し経済が活性化すると思う。インフルエンザの発症件数が例年に比べて極端に少ないようだ。新型コロナウイルスとの因果関係は証明されていないが、国民一人一人が例年以上に、手洗い、マスクの着用など感染予防に注意を払っているからではないかと推察されている。私も一理あると思う。自殺者の60%が経済的な問題が原因だという。コロナ不況での自殺者が増えている、このままではコロナの死者数を上回るだろうと言われている。未知のウイルスは確かに怖いが、過剰な恐怖心は必要ないと思う。一人一人が自覚した行動をとれば、かなりの高い確率で防げると思う。しかし、高齢者、基礎疾患のある方は十分な防疫対策が必要である。これからしばらくは新型コロナウイルスと上手く付き合っていかなければならないだろう。近い将来必ず克服出来るのことを信じて・・・。

独り言の好きな男より