キャプテンコラムCAPTAIN COLUMN

株式会社キャプテン・ユーの社長が
日常生活で感じたことを綴ります。

コロナに負けるな!日本

新型コロナで始まり、新型コロナで終わろうとする2020年だった。同じ子年12年前のリーマンショックの時も世間は大きく揺れた。リーマンは金融機関から派生する不況であったが、今回の新型コロナは、あらゆる業種に多大な影響を与えた。目に見えない敵と闘うのはホトホト疲れるものである。北極と南極以外の地域すべてに於いてコロナ感染の影響を受けている。世界各国はコロナ対策で莫大な財政出動を行っている。日本においても、何十兆円と財政出動されているが、このツケは間違いなく将来において国民にしわ寄せがくるだろう。航空会社、観光業、飲食業の打撃は尋常でない。GOTOキャンペーンは続けるべきだと私は思う。GOTOで感染者が大幅に増えたと言うエビデンスは示されておらず、移動=感染増大と言う先入観があるのではないか。マスコミもひどい、GOTOを批判しておきながらキャンペーンを中止したら、さっそく観光業者、飲食業者が困るではないかと批判の嵐である。ここに来ての感染拡大は、毎年この時期かぜ、インフルエンザなどが流行る時期であり感染拡大は予想されていた筈だ。医療崩壊が叫ばれているが、春先に冬場の感染拡大に備えて準備しておけば、今のような逼迫した状態にはならなかったと思う。新型コロナ今は感染症第2分類なので色々な制約があるが、いずれインフルエンザと同じ第5類に分類されたら、医療問題は一気に解消するだろう。とにかく風邪とインフルエンザと同じ12月~2月中旬が感染拡大のヤマ場なので、重症患者を守る体制を最優先に何とか乗り切って頂きたい。春になると間違いなく終息すると思うので、そこまでの辛抱である。

コロナ禍はこれからの生活スタイルをも変えさせてしまう結果となってしまった。昨年から盛んに「働き方改革」と叫ばれてきたが、今年のコロナ禍で一気に働き方の見直しを迫られた。特に日本のデジタル化の遅れが露呈し、10万円の給付、マスクの配布などドタバタ劇の最たる例である。マイナンバー制度も26%しか普及しておらず、政府の怠慢だと言っていい。ある程度強制的にでも進めないと世界から遅れるばかりだ。30年前まで東アジアでは断トツの先進国であったが、今では台湾、中国、韓国にデジタル化では完全に後れを取っている。バブル崩壊後の平成30年間日本は止まったままであった。敗戦の19年後、東京オリンピック開催、世界一速い新幹線の開通など世界を驚かせ奇跡の復活を果たした日本の底力を令和では示さなければならない。東京オリンピック、パラリンピックの成功が成長への狼煙となるだろう

独り言の好きな男より