キャプテンコラムCAPTAIN COLUMN

株式会社キャプテン・ユーの社長が
日常生活で感じたことを綴ります。

オミクロンがどうした!

終息したかに思えた新型コロナが変異してオミクロン株として、年明けから猛烈な感染力で世の中を騒がせている。デルタ株の3~4倍の感染力らしい。しかし、感染力は強いが毒性は弱く重症者は感染者数の割には大変少ない。ある専門家などは風邪に毛が生えた程度のもんだと言っていた。国内で一番早く感染が拡大した沖縄でも90%以上が無症状か軽症者である。また今までコロナで亡くなった方の平均年齢が82歳らしい。死亡者の多くが高齢者であり、高齢になれば普通の風邪でもこじらしたら死んでしまうこがある。こんなことを著名人や政治家などがテレビで発言したら一発アウトになるが、一般人の私なら問題ないと思う。2年前に新型コロナが登場した時には、正体不明でみんなが慎重な対応して一時街中に人が消えた状況になったこともあった。しかし2年間のコロナ禍を経て、国民もかなり慣れてきており、重症者も少なくなってきており、コロナの正体も分かってきたように思う。海外に比べて感染者は少ないにもかかわらず、G7国の中でも1番厳しいコロナ対応を行っている。その対応も相も変わらず同じであり、飲食店の時短、酒類の提供中止などだ。もちろん、行政の責任者としては最善の策を取るのは当然である。しかし効果があるのかどうか科学的根拠を示さずに、何もしないで感染拡大したら批判を浴びるので、取り敢えず何かやっておこう、というように感じるのは私だけだろうか。特に感染拡大しているオミクロン株においては、死亡者、重症者も少ないことが判明しているので、今までと違う思い切ったコロナ対策を行うべきだと思う。例えば、飲食店は通常通りに営業する。感染分類で今の2類からインフルエンザと同じ5類に下げる。2類のままでは保健所が機能不全に陥ってしまう。(実際に完全にパンク状態)5類なら一般の医療機関でも受診出来るので医療崩壊を防ぐことが出来る。27日イギリスのジョンソン首相がオミクロン感染禍の中、全てにおいて通常通りの生活体制に戻し、マスク着用も個人の自由であるとの声明を出していた。人口比割合で言えば、イギリスは日本の10倍以上の感染者数にも関わらずだ。大変リスクがあるが総合的に判断しての政治的決断だろう。もちろん進退賭けての決断だと思う。翻って日本の政治家はどうかと言うと、感染リスクよりも自分に責任が及ばないリスクを避けているように感じてしまう。マスク着用して2年が経つが、国の誰か偉いさんが「もうマスク着用は自由にして下さい。」と言ってくれないと、生真面目な日本国民はコロナが終息しても未来永劫マスク着用を続けると思う。このままでは顔の半分しか知らない顔馴染みさんが増えると思う。決して国民任せにはしないで下さいよ!日本の政治家さん、お願いします。

独り言の好きな男より