キャプテンコラムCAPTAIN COLUMN

株式会社キャプテン・ユーの社長が
日常生活で感じたことを綴ります。

安倍晋三凶弾に斃れる

安倍晋三前首相凶弾に斃れる。7月8日奈良西大和駅前に於いて参議院選挙応援演説の最中の出来事である。日本列島に激震が走った。日本でテロによる暗殺なんか考えられなかったからである。当時の映像を見る限り緩慢な警備態勢の誹りは免れない、完全に平和ボケ日本の弊害が露呈してしまった。保守を代表する政治家であり、保守層の落胆と喪失感は計り知れないものがある。安倍晋三を亡くして分かったことは、海外での評価がこんなにも高いのかと言うことである。また私も事件2日後、奈良に献花に参らせて頂いたが、あまりの長蛇の列に驚いた。老若男女、そして家族連れと猛暑にも関わらず安倍晋三前首相を悼んでいた。それを澤田愛子と言う人物は「献花をしているのが、ほとんどサクラだという事をなぜマスコミは報道しないのか!」とTwitterで暴言を吐いた。献花された方への冒涜であり、このような人物が教育者だと言うのは日本の不幸である。7月15,16日付けの朝日新聞の川柳も酷いものであった。川柳の選者が朝日新聞の看板「天声人語」を6年間担当したという。いくら反安倍が朝日の社是であっても、このタイミングで死者を揶揄する川柳を掲載するのは常軌を逸している。SNS上で大炎上するのは当たり前である。クォリティーペーパーと呼ばれた朝日も地に墜ちたものである。もはや全国紙の体を成していない、赤旗のように一部のコアな層に特化したレベルの新聞になっている。これでは年々購読部数が激減するのは当然だ。国内のマスコミは相変らず「モリ・カケ・桜」の疑惑が解明されていない一辺倒報道である。モリ・カケは安倍前首相の関与が認められなかった事が明確になっている。野党・マスコミの安倍が関与しているシナリオが崩れたものだから、悔しくて疑惑と言う抽象的な言葉を使い続けているとしか思えない。国葬が9月27日に決定した。勿論、国民が全て賛成ではないのは当然だ。海外からの弔問希望が圧倒的に多く、国際社会の評価は歴代首相の中でもずば抜けており、この約10年間で日本のプレゼンスは圧倒的に高まった。G7でも安倍前首相は中心的存在であった。国葬でお送りするのに相応しいと私は思っている。2015年、支持率を大きく下げてでも、そして戦争法案とも揶揄されながらも安保法案成立を果たし、限定的ながらも集団的自衛権の行使が可能となった。これにより日米安保同盟がより強固なものになり、世界から見た日本が普通の国になった瞬間である。私はこの法案の成立が安倍前首相の1番の功績だと思っている。これにより日本が戦争からより遠くに、そして安全な国になったと思ったからである。

安倍晋三さん、ありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。

独り言の好きな男より