キャプテンコラムCAPTAIN COLUMN

株式会社キャプテン・ユーの社長が
日常生活で感じたことを綴ります。

2022年を振り返って

今年の2月24日ロシア軍によるウクライナへの武力侵攻は、世界中に大きな悪影響を与えた。世界中のエネルギー価格高騰に始まり、高インフレが生じてしまった。その影響で各国の中央銀行はインフレを抑え込む為、政策金利を上げざるを得なく、金利が上げられない日本は32年ぶりの150円超の円安に振れてしまった。しかし、なんと言っても一番の被害者はウクライナ国民である。平穏な生活を一瞬のうちに打ち破られ、夢も希望もあったのに生命を絶たれた人、最愛の人を失くした方も大勢いたと思う。しかも、ロシアの卑劣なるウクライナのインフラ設備への破壊攻撃で、厳寒のウクライナの人々は、暖房もない寒い暗いクリスマスを過ごすことになってしまった。自分に身を置き替えたら、いたたまれない気持ちになってしまう。全世界が全面的に支援し、民主主義を守る為にも、この戦争は絶対にロシアに勝たせてはいけない。

 「安倍晋三首相銃弾に斃れる」の一報は早い目の昼食から会社に戻った時だった。事務所が騒然としていた。誰かの「安倍さんが撃たれました!」の声だった。驚いてネットニュースで確認したら残念ながら事実であった。これから日本の政治は、しばらく混沌とするだろうなと思ったが予想は的中のようだ。岸田政権が大した仕事もしていないのに、異常な高支持率を維持出来たのは、安倍さんが後ろ楯だったからだと思う。安倍さんが存在することで保守層をまとめ、反安倍のマスコミは岸田叩きをして、支持率低下で安倍晋三が返り咲いたら大変だと言う意識が働いたのか、安倍叩きの大きさが1mとしたら、岸田叩きは1mmもないように感じた。ところが安倍晋三元首相が亡くなり、安倍復帰の可能性がなくなるや、手のひら返しの岸田バッシングである。司令塔を失い最大派閥安倍派も箍が外れてきているようだ。自民党全体を見渡してもこれと言った人材がいない。日本にとって最低あと10年は現役で政治のトップランナーとして頑張って欲しかった。惜しい政治家を失った。

 コロナ禍が丸3年となった。当初こんなに長引くとは思わなかった。ウイルスの変異が次々と起こり生命を繋いでいる。ウイルスの生命力に驚嘆している。人類は色々なウイルスと共存してきている。新型コロナウイルスとも2023年はウイッズコロナで臨むべきだと思う。感染症分類も2類から5類に早々に変更すべきである。マスクの着用も不要だと宣言して欲しい。日本人はコロナ前から風邪など罹った時マスクは着用していたし、マスクする、しないは各人に任せていいと思う。早くコロナ前の状態にしないと経済は上昇しない。今のコロナは従来の風邪と同レベルになってきていると聞く。このままダラダラとでなく毅然とした政治決断を早くして欲しい。

独り言の好きな男より