キャプテンコラムCAPTAIN COLUMN

株式会社キャプテン・ユーの社長が
日常生活で感じたことを綴ります。

2023年ウクライナ問題終結するか?

2023年が始まった。今年も様々な出来事が起きることだろう。ロシアのウクライナ侵攻が始まって2月24日で 1年となる。当初、軍事力の差により2週間ぐらいでロシアにウクライナ首都キーウを制圧されるだろうと予想された。ところがどうであろう、ウクライナが押し戻している地域も増えてきている。日本の一部テレビコメンテーターなどは「ウクライナは戦わないで、領土を明け渡して、プーチンが死んでから戻ってきたらいい」などと真顔でコメントしていた。一年経った今、再度コメントを聞きたいものである。ウクライナも核を所有していれば、このような悲惨なことにはなっていなかったと思う。ウクライナはロシアから戦争犯罪的な民間施設などの攻撃を受けても、自国領土内のロシア軍を追い払う攻撃をするばかりで、ロシア国内の攻撃は行っていない。攻撃されればロシアが核の使用をチラつかせ恫喝してきているからだ。

ウクライナが核を所有していれば、そもそも侵攻されることもなかっただろう。核廃絶は私も賛成であるが、現実を見つめれば厳しいものがある。日本は世界唯一の被爆国であり、強烈なトラウマがあり,核のことは長年タブー視され今に至っている。日本が本当に戦争を回避するならば、核を所有するべきだと思う。お花畑思考の人は外交力で戦争は回避出来ると言い張っているが、それでは相手に媚びる外交になってしまうと思う。外交力の裏付けは軍事力であることは世界の常識である。核を所有することが戦争回避の最大の抑止力となるのだから。ロシアも核の使用が世界にどのような悪影響を与えるは分かってはいるが、ウクライナに追い詰められた時にプーチンが核のボタンを押した時点でロシアは消滅するだろう。今回のウクライナ侵攻で分かったことは、軍事大国と言われていたロシアが、核抜きで戦ったら大して強くなかったと言うことだ。米国もNATOも武器供与を行っているが、直接兵力は出していない。同盟国でないことも理由だが、やはり直接対決を避けたいからだ。直接対決となればプーチンが追い込まれて核のボタンを押すリスクが高まる。核はそれだけ、いろんな意味で抑止力が働くのである。この戦争の結末は見通せないが、私の見立てとしてはロシア内部崩壊からプーチン失脚で終焉すると思う。軍部の対立(ロシア軍VS民間軍事会社)で統制が乱れ軍事力の低下。情報統制が効かなくなって、国内の反戦運動が活発になる。経済制裁による国民の疲弊が増しプーチン離れ進む。プーチンを支えたオルガルヒ(新興財閥)の離反などでプーチンの求心力は急降下となり、統率不可能となり戦争終結となる。民主主義を守る為にもこの戦争は絶対にプーチンに勝たしてはいけない。

独り言の好きな男より