キャプテンコラムCAPTAIN COLUMN

株式会社キャプテン・ユーの社長が
日常生活で感じたことを綴ります。

しっかりしろ!菅政権

しっかりしろ!菅政権
自分の庭に変な人物がウロウロしている。
「何をしているんですか!」と注意したら、いきなり殴りかかってきたので連絡して警察に捕まえてもらった。
ところが、嫌がらせや、警察の上司などに働き掛けなどがあり、あっさり釈放してしまった。
犯人はこう考えた。
ここの警察は強くプレッシャーをかければ、すぐ腰を引くな・・・と。
この地域の治安は不安で仕方ない。
また被害者の家にも厚かましく「精神的に傷ついた。慰謝料をくれ!」と要求してきているのである。
また何も悪いことしていない人が、犯人側の地域で言い掛かりをつけられて拘束されてしまった。
面会にも応じて貰えない状況である。


今回の中国人船長釈放までの経緯を身近に例えたらザーッとこんなもんである。
情けないのは検察にすべて責任転嫁して、政府は船長の釈放には一切関与してませんと白を切ったことである。
誰が見ても政府が関与しているのは明白である。
この政権には国家主権とか国家のプライドなど全くないように感じる。
当初は「国内法に則って粛々と毅然と対処します。」と前原大臣が会見した時はなかなかやるなと思っていた。
ところがである。・・・・・・
中国が強硬な姿勢に転じたら、オロオロと慌て出してしまい、とにかく中国の機嫌を良くして貰う為、即刻、船長釈放となってしまった。
結果は機嫌が良くなるどころか、嵩にかかって居丈高に言い掛かりをつけてくる始末である。
日本政府はここでも思惑が外れた。


外交術では日本より中国の方が圧倒的に強かで戦略的だと思う。
今回の事件においても、中国が絵を描きいろんなケースを想定していた筈である。
それに比べたら日本はその場凌ぎの対応に終始して戦略性が全くなかった。
領海侵犯及び公務執行妨害なのに不起訴で処分保留のまま釈放したら、尖閣諸島は中国の領土と少し認めてしまった格好である。
大きな禍根を残してしまった。
経済界も大きな打撃であっても「国の主権を守る為に我慢します。」と発言したら中国も慌てる筈なんだが・・・。
すぐに弱味を見せてしまう。
首相が変わるたびに、韓国・中国に過去の歴史についてお詫び会見である。
中国を麻薬で無茶苦茶した英国など首相の謝罪会見など聞いたことがない。
中国も謝罪を求めていない。謝ってばかりでは何も好転しない。
外交とはこんなもんである。菅政権、外務省しっかりしろ!

独り言の好きな男より