キャプテンコラムCAPTAIN COLUMN

株式会社キャプテン・ユーの社長が
日常生活で感じたことを綴ります。

菅VS小沢

9月14日の民主党代表選挙に小沢一郎が出馬すると言うことで何やら騒がしくなって来た。
世論は圧倒的に菅首相である。
ただ、その理由が「1年間に3人も首相が代るのは恥ずかしい」と言う後ろ向きな声である。
確かにリーダーとして資質のある人物が代るのは問題である。
だが、資質のないリーダーを首相として戴くのは国益を大きく損なうのでもっと大問題である。
ハッキリ言って菅首相は国のリーダーとして失格であると思う。
国のことよりも自分の権力維持に汲々している感じであり、首相になって何をしたいのか全く見えてこない。
野党時代の迫力が全くない。
首相になることが目的で達成した今、灰になってしまった。
日本が急激な株安・円高で世界の標的にされていると言うのに、能天気に昼間から1年生議員と懇談会をしている体たらくである。
これも代表選への囲い込み作戦である。
ピントのずれた円高対応の発言するたびに円高は進行である。
野田財務大臣もお粗末である。
緊急記者会見を開くと言うので全員が固唾を飲みながら緊張して聞いていたら「これからも引き続き注視して行きます。」と何の具体策もない今までと同じ発言を繰り返した。
全員ひっくり返ってしまった。またもや株安・円高が急激に進行してしまった。全く経済センスがない。
一方の小沢一郎。どの面提げて出馬するのか呆れて開いた口が塞がらない。
しかし、私は1度小沢一郎が首相になってもいいと思っている。
本人は出たくないと思っていると思う。
何故ならモグラ体質だからである。
表舞台で光を浴びると溶けてしまうのが怖いからである。
しかし、ここで脱小沢路線に何の手も打たないことは大きな求心力を低下させることになる。
だから嫌々出馬するのだと思う。
国家のために命懸けで尽くすなど、これぽっちも思っていないだろう。
自分の影響力をどのように残すかが一番の関心事ではないか!
民主党代表選挙は目的が達せられ灰になった人物と自分の影響力を残す為に嫌々出馬する人物の低レベルの戦いである。
もう1人ややこしい人物がいる。鳩ポッポである。
この人物は首相の時は目が泳いでいて、いつも自信のない振る舞いであったが、今は坂本竜馬気取りで活き活きしている。
引退表明したはずなんだが・・・・?
この3人が民主党で主導権を握っている間は民主党も大したことはない。
もし、駆け引きの末 代表選が1人に絞られ菅首相が無投票で当選したら民主党は終わりである。
挙党体制などとどんな言い訳しょうが談合決着として支持率は急減すると思う。
低レベルでも戦うべきである。

独り言の好きな男より