SNSによる誹謗中傷
SNSでの誹謗中傷が社会問題になっている。ターゲットは一般人、芸能人、アスリートなど様々である。何が悪質かと言えば、ほとんどが匿名での誹謗中傷なのである。韓国ではSNSでの誹謗中傷で人気女優が命を絶つ事件も起きている。最近では、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で絶不調の近藤健介選手がやり玉に挙げられた。日本プロ野球屈指のヒットメーカーである近藤選手に対しての期待は大であった、だからと言って心を突き刺すような言葉での誹謗中傷は最低である。活躍出来ず一番傷ついているのは近藤選手自身であり、その傷口に塩で擦りつけるような誹謗中傷は卑劣である。私が許せないのは、自分は匿名で安全圏から薄ら笑いを浮かべて悪質な投稿をしていることである。筋の通った批判ならいいだろう、しかし人格をも否定するような言葉を浴びせるのは、人間としてどうかと思う。以前に女子プロレスラーが番組内での言動で、猛烈な誹謗中傷で自殺した事件があり、大きな社会問題になったが、それから減るどころか増えているのである。令和4年に侮辱罪に懲役刑を導入する改正刑法が成立しているのだが、大きな抑止力に至っていない。もっと厳しい罰則強化を図るべきだと思う。
先日,アスリートに対するSNSでの誹謗中傷、写真・動画による性的ハラスメントが近年深刻化する中、選手が安心して競技に専念できる社会を目指すプロジェクト「RESPECTion」が発足した。余りにもアスリートへの誹謗中傷が看過できない状況の為である。中には事実でない、憶測、または妄想だけで投稿する者も後が絶えない状態だ。個人情報に踏み込む投稿もあり、これは立派な犯罪行為である。SNSによる被害者が年々増加傾向であり、死に至る事例も増えてきている。SNSイジメも深刻である。暴力によるイジメよりも陰湿で精神的ダメージが大きいかも知れない。SNSによる誹謗中傷は現状のままでは増加の一途であろう。罰則強化は勿論であるが、匿名で誹謗中傷することが、いかに卑劣な行為であるか、地上波、SNS,新聞などあらゆる媒体メディアを使って、キャンペーンなど行い、卑劣な行為は恥ずかしい事であることを周知させるべきである。SNS運用企業にも相応の責任を持ってもらい、聞くに堪えない言葉などは書き込みが出来ないようにするとか、(AI活用すれば十分可能だ)また容易に匿名人物が特定出来るようにする。SNSはコミュニケーションツールとして大変便利である。しかし、自動車、刃物と同じで使い方を誤ると、一変して凶器に変わってしまう。世の中便利になり、豊かになっているが、反対に心は貧しくなってきているかも知れない。文明の利器を使って、本当に豊かな生活を営むには、豊かな心が必要だと思う。匿名で投稿している諸君、一度、実名で投稿しみてはどうだ!
独り言の好きな男より