キャプテンコラムCAPTAIN COLUMN

株式会社キャプテン・ユーの社長が
日常生活で感じたことを綴ります。

大阪新知事・市長誕生

11月27日に全国的に注目を集めた大阪W選挙が行われ、維新の会推薦の松井一郎、橋下徹氏等が当選を果した。
何の地盤もない維新の会が既存政党に圧勝したこの選挙は、既存政党を震撼させている。
選挙前の橋下氏に対するネガティブキャンペーンは本当に酷いものであった。
週刊新潮・文春などは身内のネガティブな情報を呼応したかのように続けて報道しており、当人の人格と何の関係もないことを大袈裟に報道していた。
まだ週刊誌ではまともな方だと思っていたが、評価は一変した。
これまでの報道にも疑問を持つし、これからは信用出来ないし買う気にもならない。
両誌は大きなイメージダウンを与えてしまったと思う。
これら橋下氏に対する陰険な圧力はどこの指示で来ているのか不気味でもある。
しかし、この戦略は大失敗であり反対に橋下氏に有利に働いたと思う。


既存政党も節操がない。
平松候補に民主党、自民党、おまけに共産党まで手を握り支援するのだから呆れてしまう。
中央政界での対決姿勢が茶番に見えてしまう。
誰が選対責任者か知らないが完全に戦略を見誤っている。
昔ならこれだけの組織が合体したなら当選確実だが、大阪市民はアホではない。
多くの市民が違和感を持っており、平松候補にはマイナスになったと思う。
平松陣営の橋下氏に対する攻撃は「独裁者」・「大阪市が壊れる」の一辺倒である。
平松陣営のキャッチフレーズは「大阪、日本一の満足度」である。
何が、どの部分が満足度日本一を目指すのか分からない耳障りの良い抽象的なものである。
この手合いは全く信用できない。
仮に平松氏が当選しても、民主党・自民党・共産党・自治労・日教組など、理念の違う各組織に気配りしなければならず、大阪行政は1㎜も前へ進まないと思う。
いや絶対進めない。


橋下氏を独裁者だと言うが、仮にとんでもない独裁者であっても4年後の選挙で落とせば済むことである。
ここは日本であり、北朝鮮やリビアではないのである。
大阪府と大阪市が合併することは、いろいろな無駄が省け効率が高まると思う。
物凄いエネルギーが必要だと思うが橋下新市長、松井新知事には是非、達成させてもらいたい。
平松氏では大阪は何も変らないと思うが、橋下市長なら、悪くなるか良くなるか分からないが、何か変るような期待感が持てる。
今の時代何も変らない方がリスクが高いのである。

独り言の好きな男より