キャプテンコラムCAPTAIN COLUMN

株式会社キャプテン・ユーの社長が
日常生活で感じたことを綴ります。

2012年は日本が明るくなりますように!

2011年は未曾有の東日本大震災が発生し、日本全体が動揺する事態となってしまった。
また原発事故による、放射能被害は地域住民に深刻な被害をもたらした。
これから先も自分の住居に戻れない住民の事を思うと、お気の毒の一言で片付けられない。
政府は全力で対処しないといけない。
この政府がモタモタしていて野田総理の顔が見えない。
党内に配慮し過ぎるばかりに、何もかも中途半端な行動になっている。
TPPでも参加に賛成なのに反対派へ配慮するばかりに言語明瞭・意味不明の発言となり、決断力のない男のイメージに映った。
鳩・菅に比べたら相当やるだろうと期待したが、残念ながら期待外れである。
人間的には前任2人に比べて常識があり、謙虚で理念もしっかりしていると思う。
しかし、気配りの名人過ぎて、リーダーとしては頼りなく感じてしまう。


2012年は世界のリーダーが大きく代わる可能性のある重要な年となる。
米国・ロシア・中国・韓国・フランス・台湾・・(北朝鮮も交代した)世界が大きく変る予感がする。
中東の独裁者もあっさり引きずり降ろされた。
こんな時に日本はモタモタしている場合じゃない。
野田総理もドジョウみたいに泥の中に隠れてばかりしないで、どちらか言うと風貌はドジョウよりもトラフグなので、フグの毒のようにもう少し毒気があるほうが良いと思う。
橋下大阪市長のように多少乱暴な物言いでも自分の言葉でハッキリと発言して欲しい。
官僚のようにソツのない物言いは国民の琴線に触れない。


この経済環境で消費税アップには断固反対であるが、野田総理が「不退転の決意」と言うなら、周りの反対がいくら強くても、指導力を発揮して断固押し通すべきだと思う。
これが出来ないようならさっさと退陣すべきである。
反対者に離党すると恫喝されても、「はい、どうぞ」と言えるぐらいの迫力と覚悟が必要である。
「不退転」とはそれぐらい重い言葉である。
閉塞感が漂う日本であるが、世界の国々と比較してもまだまだ恵まれていると思うし底力も十分あります。
景気が悪いのを政治のせいにせず、一人ひとりが上を向いてどんな小さなことでも良いから希望を持って事にあたれば、必ず景気は上向くと思う。
「景気は気から」と言うじゃないですか。良いお年を。

独り言の好きな男より