キャプテンコラムCAPTAIN COLUMN

株式会社キャプテン・ユーの社長が
日常生活で感じたことを綴ります。

熊本ガンバレ!!

4月14日夜の9時過ぎに友達と飲んでいたら、「熊本で大きな地震がきたらしいぞ!」一報が入ってきた。直ぐに熊本の得意先様に電話したが通じなかった。
しばらくして、「体は大丈夫」と短いメールが届いた。帰宅してニュースを見ると事態の深刻さが、ひしひしと伝わってきた。

21年前の淡路阪神大震災の時、2週間後に通常40分ぐらいで行ける得意先様の所へ4~5時間掛けて行った時、得意先様の社屋は全壊しており、近くの高速道路の橋桁は、くの字に折れ曲がっており、現場はまだ焼け跡の臭いが生々しく残っていた。その時思ったのが、「この地震が大阪に直撃していたら、自分の会社は倒産しているなと」営業が出来なくなり収入がなく、支払いが続いたら何ヶ月も持たない脆弱な財務状況の創業間もない会社だったからである。
被災の当事者にとっては死活問題である。他人事でない、この心配は今も常にある。最低1年間は営業出来なくて社員に給料を払っても大丈夫な会社にしないといけないと思っている。
自衛隊・警察・消防署は本当に頼りになる。この人達の活躍がなければ、事態の収拾はつかずもっと混乱していたであろう。それでも、みのもんた氏は、
「自衛隊はもっときちっとやって欲しいよね!」と発言して大批判を浴びているようだ。当たり前である。自分は一体何をどう貢献しているのか?被災地から遠く離れた安穏な東京で、軽薄な批判をしている場合かと思う。みのもんた終了である。
このような大災害の時こそ、その人となり、国民性が現れるものである。
炊き出しの列にも争うことなく整然と並び、どさくさ紛れの略奪もなく、
治安も普段の時と変わらず、日本の国では極当たり前の事であるが、世界の国から見たら「ワンダフル!」らしい。誇ってもいいと思う。
しかし、空き巣を行う馬鹿な輩もいるのも事実である。こんな非常時に最低な奴である。恥を知れ!
芸能人など著名人の救援活動に売名行為だとweb上で批判しているが、
売名でも何でもいいじゃないか、彼等には一般人ない影響力があり、被災者がそれで勇気づけられたら凄い事である。批判する暇があれば、何か一つでも
熊本に貢献したらどうだと思う。政治家も与野党一丸となって対処すべきである。批判、反省は大災害が収束してからでいい。

独り言の好きな男より