キャプテンコラムCAPTAIN COLUMN

株式会社キャプテン・ユーの社長が
日常生活で感じたことを綴ります。

リオ五輪が終わり、次は東京だ!

本当にオリンピック開催が出来るのか?工事の遅延、国内政治の不安など、様々な問題を抱えながらも何とか無事に終了出来た。選手村、競技施設など不備な点も多々あったが、やはりオリンピックはアスリートが中心であり、素晴らしい競技が繰り広げられたら多少の問題など、どこ吹く風である。

それにしても、今回の日本選手の頑張りはたいしたもので、東京オリンピックに弾みがつくと思う。金メダル確実視のレスリング吉田沙保里が銀メダルに泣き、他の女子選手が金メダルに笑う、これがオリンピックだなとつくづく思う。日本のお家芸柔道もロンドンより頑張ったが、100kgクラスの羽賀龍之介には金メダルを期待した。天下一品伝家の宝刀内股を引っ提げての登場であったが、ライバル達は相当、羽賀の内股を研究しており、観ていてもよく分かった。内股を外された時の、次の策に抜かりがあったように感じた。今までなら警戒されても、内股は威力を発揮していたが、やはりライバル達は進化していた。100kg級・100kg超級を制してこそ本当の日本柔道復活である。
男子100m×4リレー銀メダルにも興奮した。最終ランナーのケンブリッジが一瞬ボルトに並んで見えた時は大興奮で、アメリカとゴールまで競り合った時は、こちらまで身体が前のめりになってしまった。個人ではアメリカの記録で負けるが、団体になるとチーム力で勝るというのは、まさしく日本の本領発揮である。日本独自のアンダーハンドバトンパスも大きな効果があった。しかし
世界も次は同じようにアンダーハンドの研究をしてくるだろう。日本が次にどのように進化させて行くかが大きな課題となるだろう。

4年後は東京オリンピック・パラリンピックである。アスリートを中心に考えた運営を是非期待したい。いつも開会式を見て思うのだが長すぎる。
始めに入場行進した選手達は退屈だろうし疲れると思う。簡易な椅子などを用意してあげたらと思う、退場時に各自持ち去るのである。楽しいパフォーマンスは観ていても飽きないが、お偉さんのスピーチは3分以内でまとめて欲しい。
気負い立つ気持ちは分かるが、ハッキリ言って誰も期待していない。短いスピーチの方が評価は上がるだろう。アスリート達の迫力ある姿を映り出す、カメラアングルを期待したい。(上から下から横から・・)世界中のテレビを観ている人々に驚き、感動を与えて欲しい、これが日本の技術だと・・・・・。

独り言の好きな男より