キャプテンコラムCAPTAIN COLUMN

株式会社キャプテン・ユーの社長が
日常生活で感じたことを綴ります。

頑張れ!!安倍晋三 part3

支持率が急落である。

せっかく持ち直した支持率も、社会保険庁の年金問題、松岡農林大臣の自殺などで下降線を描いている。勿論、行政の最高責任者なのだから非難の集中砲火を浴 びるのは当然である。
松岡大臣の場合、一部の人間は「早く辞めさせてあげれば、こんなことにはならなかったのに・・・」と言っているが、親分が子分を守り、親が子供を守るのは当然である。確かにダーティーな部分はあったのだろう(もっともダーティーな部分のない政治家なんているのかな?)清潔だけれど無能、怪しいけど有能、安倍首相は後者で選んだのだろう。今の農政を抜本的に変えるには、農政通の松岡大臣の力が必要であったのだろう。
私も当初は不適格な人選だと思っていた。しかし、農政にかけてはこの人の右に出るものはいないと言われている。安倍首相は非難を浴びることをある程度覚悟して賭けにでたと思う。今のところ裏目に出ているが・・・これとて今後どう流れが変るか分からない。

社保庁の年金5000万件不明問題は気の毒としか言えない。
この問題は昨日、今日、発生した問題ではなく、いつ発覚してもおかしくない大問題であった。
巡りあわせが悪かった。

野党も、こことばかりに政府の責任追及ばかりせず、どうすれば問題が解決するのか、問題の原因は何なのか?そして、責任の所在を明確にして、責任を取るべき人は誰なのか?ここをきっちり押さえて欲しい。今の責任追及は選挙向けの支持率低下を狙った後ろ向きな攻撃としか思えない。安倍首相の責任はこの年金問題が1年後になってもいっこうに進展せず、明確に改善されていなければ勿論責任問題である。

マスコミはマイナス面があると、そこばかり集中的に報道するが、安倍政権の国会運営は過去にもないくらい、地味であるが重要法案を確実に成立させており、このことはマスコミは大きく報道していない。今、安倍政権は嵐の真っ只中にいるが、これも、安倍晋三を大きくする試練だと思えばよい。
最近の安倍さんの顔、立ち振る舞いなどを見ていると、以前と比べて、いい顔になっており、各外国の首脳と相対しても、そん色なく堂々としているように見える。この試練を乗り切れば、また一回り大きくなると思う。

がんばれ!安倍晋三!

独り言の好きな男より