キャプテンコラムCAPTAIN COLUMN

株式会社キャプテン・ユーの社長が
日常生活で感じたことを綴ります。

マスコミしっかりせい!

イチロー対松坂世紀の対決。天才対怪物、怪物に軍配!等等。

テレビも新聞も、どのメディアも同じような報道ばかりである。(アホちゃうか!)私も当然、楽しみにしていたし、ほとんどの野球ファンもそうであっただろう。しかし、物事には節度と言う物があり、あの過熱報道は何事かなと思う。それも、どこも同じ切り口の報道ばかりで、本当に芸がないとつくづく感じた。

もっとびっくりしたのは、私はてっきり松坂の勝利投手だと思っていたら、何と負け投手であった。イチローとの勝負が最優先であり、松坂のゲームの勝ち負けは関係ないといった感じである。イチローに勝っても試合に負けたらアカンやろう!しかも、同じ日本人選手の城島捕手は松坂から二塁打2本も放っているのに、このことはほとんど大きく採り上げられなかった。

これは公平性をモットーにするマスメディアとしては公平性を欠くものである。だいたい、日本のマスコミは横並び、護送船団方式の報道で面白くなく、オリジナリティーがまったくない。大本営の発表を鵜呑みにして何の加工もなく、記者クラブにへばり付く各記者連中は怠慢としか言えない。もっと汗をかかなければ 良い取材は出来ない。

テレビのワイドショーなんか、貴乃花の時はあんなに過熱報道したのに、今、話題になっている、吉本興業の内紛など格好のネタなのにほとんど報道されない、芸能レポーターも口をつぐんだままである。何故か?今や吉本所属のタレントなしでは番組が組みにくく、そして、背景にも暴力団の影がチラつくからであろう。とても公平とは言えない。弱いもの、批判しても安全な人物などには、執拗な取材申し込みを行うくせに、自分に不利益になりそうだったり、暴力団の影が チラついたら、まったくのシュン太郎である。

日本のマスコミに望みます!

もっと誇りを持って、汗を流した取材を行い、そして、公平性を持ち、巨悪にが敢然と立ち向かって欲しい!

独り言の好きな男より