キャプテンコラムCAPTAIN COLUMN

株式会社キャプテン・ユーの社長が
日常生活で感じたことを綴ります。

まさかのトランプ大統領誕生!

大方の専門家の予想に反して、泡沫候補だと言われてきた、ドナルド・トランプ氏がアメリカ大統領選挙を勝ち抜いた。ジャーナリストの木村太郎氏は選挙前からトランプ大統領を予想していたので、今やマスコミに引っ張りだこだ。
綿密な取材における大胆な予想は、リスクがあるにも関わらず大したものである。外務省もヒラリー・クリントンを想定していたので、相当慌てたようである。安倍首相も「話が違うじゃないか!」と外務省に怒ったと新聞記事に出ていた。大統領選挙中、トランプ氏の発言で、TPP、安全保障など日米での懸案事項が様々あるが、TPPは別にして、安全保障はトランプ氏の一存では どうにもならないと思う。日本も相当額の負担をしており、米軍の滞在全額負担を強いるなら、出て行ってもらったらいいと思う。アメリカの方がデメリットは大きいと思う。日本も核を保有するべきだと発言していたが、今は修正している。アメリカのアジアに対するプレゼンスは完全に地に堕ち、米国ペンタゴンが承服する筈がない。万一に備えて日本も安全保障の見直しをすべきである。米軍の日本駐留は確かに他からの攻撃の抑止力にはなっているが、いざ攻撃された時にどこまで本気で守ってくれるのか?米軍兵士が血を流してくれるのか?疑問である。だって日本自衛隊はけ憲法で血を流すことは出来ないのだから・・・

トランプ大統領の登場で世界がどう変わるのか予想出来ないが、クリントン大統領なら無難であったかも知れないが、閉塞感の漂う今までと何も変わらなかったと思う。(一応、昨年の12月当コラムでクリントン落選を予想している) イギリスのEU離脱など世界は確実に変化しており、来年には大きなうねりが 生じるような予感がする。北朝鮮問題、IS対策、米露の接近、日露平和条約、EUから更なる離脱国、中国の海洋進出、韓国大統領問題、中東問題など 様々な懸案事項がある。世界の警察官から離脱したオバマ政権から、トランプ政権に代わって、アメリカは今後どう関わっていくのか、日本政府も世界で存在感を高めるチャンスでもある。先日ペルー・リマで行われたAPECに 参加の安倍首相が、途中に次期大統領のトランプ氏とニューヨークで会った。 主要国首脳で初めての会談であり、人間関係を構築する上で大変意義の あることと思ったが、民進党の安住衆議院議員は「朝貢外交」と罵っていた。 全く政治センスゼロである。民進党には政権担当は当分無理である。

独り言の好きな男より