キャプテンコラムCAPTAIN COLUMN

株式会社キャプテン・ユーの社長が
日常生活で感じたことを綴ります。

成人式に思う

113日は成人式である。我が生野区成人式は1日前倒しの12日に昨年から行っている。理由は久し振りに会う友人達で、式典後に同窓会的なことを行うが、大学や就職の関係で大阪を離れている連中が参加出来ないことが

多く、新成人ファーストで1日前倒しの式典挙行となった、概ね好評である。

私も10年ぐらい前から成人式にボランティアとして参加している。毎年感じることだが、式典が事務的で面白くないし、と言って厳粛さもそんなに感じない。自分の時の成人式は出席していないので、昔の成人式の様子は分からないが、たぶん大して変わっていないように思う。時代は大きく変わっているのだから成人式の運営も変えて行く必要があると思う。成人式の会場に集まる成人男女を見ていると晴れ着の品評会のようだし、友達と連れ立って出席するのが

ほぼ100%だと思う。もちろん友達と一緒に出席するのは悪くないし、私も参加していたら友人と一緒だったと思う。ただ以前に一人で出席していた女性が凛として、友達と連れ立って来ている連中とあまりにも対象的だったのを鮮明に覚えている。自分一人で成人式に来る人は何人いるのか?ほとんどいないと思う。私が言いたいのは自分一人では何も出来ない人が多いように感じるからだ。ある程度齢を重ねた人でも、自分一人ならからっきしダメな人がいる。

会場で騒いでいる連中も自分一人ならどうなのかなと思ってしまう。これから社会に出たら自分で判断しなければならない事が沢山あるし、仲間がいつも傍に居てくれるとは限らないのだ。新成人にはどうか一人でも行動出来る社会人になってもらいたい。成人式の日になると各地での様子が放映されるが、よく見る風景としては暴れている新成人達だ。彼等にテレビカメラが追っかけるから調子に乗るわけで、完全に無視すればいいと思う。会場で来賓の祝辞の時

私語雑談で騒がしいが、本来なら社会人として人の話はきちっと聞くものであるが、新成人の気持も分かる。話が事務的で面白くなく退屈なのである。来賓の挨拶は二人ぐらいでいいと思う。また来賓の紹介は40~50名ぐらいあり

正直ほとんどだれも聞いていないので省いてもいいと思う。もっと新成人を中心にした式典にして、新成人の抱負など壇上で語ってもらいたい。やんちゃ坊主な連中の壇上でのスピーチも聞きたいものである。同世代の連中のパフォーマンスなら新成人達も楽しめるのではと思う。多少のリスクはあるが成人式の企画を思い切って若い人に任せてみたらいいと思う。事務的で形式的な成人式はもうたくさんだ。時代は変わっているのだから・・・。

 

独り言の好きな男より