キャプテンコラムCAPTAIN COLUMN

株式会社キャプテン・ユーの社長が
日常生活で感じたことを綴ります。

コロナウイルスPARTⅣ

5月21日夕刻に大阪・京都・兵庫、関西3都市の緊急事態宣言が解除される見通しである。感染者数なども大幅に減少に転じており、終息感はある。これでようやく日常生活に近づくのかなと思うと少しホッとした気分になる。しかし、まだまだ油断禁物であり、一気にコロナ前の生活リズムに戻すのは危険である。しばらくは徐行運転を続けなければならないだろう。それにしても、この超ド級想定外のコロナ禍は、各方面に様々な影響を与え、今までの考え方を覆すことになった。4月の訪日人数は昨年99.9%減であり散々たる数字である。テレワークが一気に身近なビジネスツールとして脚光を浴びた。3蜜の最たるテレビ局の影響は大であり、スタジオでの収録が困難なので、出演者のリモート参加などで蜜を避けている。NHKの大河・朝ドラなどは撮影中止に追い込まれた。自粛ムードの中、オンライン飲み会などが流行りこの傾向はコロナ終息後も続くものと思われる。各企業も蜜を避ける為、自宅待機組と出勤組に分けたりしていたが、ここで分かったのは意外と少ない人数でも仕事は回せるなと言うことである。コロナ禍で思わぬ「働き方改革」が進むのではないかと思う。業種によってはオフィス無しのテレワークだけで仕事を行うところが増えるだろう。学校関係ではICT化が一気に進み、オンライン授業は当たり前になるだろう。教育予算も大幅増額になるはずだ。

コロナ禍は日本の代表的な催しをことごとく中止に追い込んでしまった。この時の為に人生を賭けてきた人の無念を思うと本当に胸が痛い。私の周りでも、色々な催しが全て中止である。過剰反応かなと思われるものも沢山ある。安全・生命がもちろん一番大切であるが、何もかもが一緒くたにされていると思う。感染爆発のリスクは相当軽減されたので、我々も行動をもう少し活発化させる必要があると思う。これからもず~っとウイルスと付き合って行くわけだから、萎縮ばかりしていられない。

安倍1強と言われていたが、新型コロナウイルス対応で支持率を大きく下げている。他の諸外国と比べても圧倒的に少ない感染、致死率であるが評価が低いWHOも日本はコロナ対策に成功したと声明している。原因はアベノマスク、黒川検事長人事問題などが絡み、安倍政権のヨタヨタ感が醸し出されているからと思う。マスクなど市場に十分出回っている今現在でも、まだ我が家に届いていない。無駄な政策であり全くスピード感がない。これは単にシステム面で問題があるのか?それとも官邸の弱体化で、官僚機構の面従腹背、反撃の狼煙があがり遅れたのか? 安倍政権は今まさに崖っぷちである。

 

独り言の好きな男より