キャプテンコラムCAPTAIN COLUMN

株式会社キャプテン・ユーの社長が
日常生活で感じたことを綴ります。

頑張れ!中畑ベイスターズ

DeNAが面白い。なんたって、3球団から解雇通達された中村紀が4番である。 昨年、巨人を解雇になったラミレスもクリーンアップで頑張っている。 巨人軍,阿部捕手一人の年棒でベイスターズ先発メンバーの年棒を十分カバー出来るだろう。とにかく弱い、当初から戦力的に見て予想されたことである。しかし、何か面白いのだ。判官贔屓もあるのだろう、資金力に任せて有力選手をかき集める球団に立ち向かって勝った時は何やら一種の壮快感がある。 その弱いチームを引っ張っているのが、おっちょこちょい中畑清である。 今のチームにこの人物ほどの適任者はいないと思う。とにかく明るく、面白い。 たまにテレビカメラがベンチの中畑監督を映し出す時がある。結構、疲れた表情をしている時がある、明るく振る舞っているが、相当神経をすり減らしているのであろう。中畑清はプロフェショナルだから、お客さんの前では絶対に暗い態度をとらない。とにかく、ポンコツ軍団なのだから、失敗を恐れず思い切って金満球団に立ち向かって戦って欲しい。今こそ、ベイスターズのファンは 心の底から応援すべきであろう。先日、「納得の出来ない試合なら返金します」 企画があり、試合後、返金を求めるファンがいたが情けない話である。

私は21年ぶりに優勝した昭和60年まで超が10個ぐらいつく熱狂的なトラキチであった。昭和36年(小学校1年)から約50年間続いている阪神ファンである。打倒巨人、打倒長嶋、打倒王であった。あのころの巨人は本当に強かった。 巨人戦になったら阪神は総力を結集して戦い抜いた。だから、巨人戦の後は脱力感からか他の球団によく負けていた。今も阪神ファンではあるが熱狂的ではない。今のレギュラーメンバーで生え抜きは鳥谷ぐらいで、金の力で選手をかき集める傾向がここ数年続いている。若手が育っていない。勿論、戦力補強は 一般企業の設備投資と同じで大変重要なことである。しかし、自前で人材を育てることも大切だと思う。広島カープが好例である。FA制度になってから、昨年まで敵の選手が今年は味方になる、チームカラーが分かりにくくなっている。特に巨人・阪神が悪例だ。FAで広島カープに移籍した選手はいない筈だ? だから広島にはしっかりしたチームカラーがある。 おそらく、12球団で一番資金力のないのはDeNAだと思う。 中畑ベイスターズが上位球団に喰らいついて勝つことが最近の楽しみである。頑張れ中畑ベイスターズ! 頑張れポンコツ軍団!

独り言の好きな男より