キャプテンコラムCAPTAIN COLUMN

株式会社キャプテン・ユーの社長が
日常生活で感じたことを綴ります。

森友学園もうええで!

日本は本当に平和である。ここ一か月以上国会は森友学園の問題ばかりである。通常国会が始まって成立した法案は一つだけである。60余りの審議すべき法案が置き去りである。テレビのワイドショーもこればかりである。視聴率が取れるので止められないらしい。国会中継を録画して見てみたが、衆院・参院とも同じ被った質問ばかりで本当に無策だとつくづく感じた。応える安倍首相も、ホトホト呆れた感じで、同じような答弁に終始していた。当初は国有地が異常な値引きで払い下げされたのが問題であったが、いつの間にか安倍首相が森友学園に100万円寄付したのか、していないのかが最大の焦点になってしまった。 首相夫人の安倍昭恵の名誉校長就任も問題を大きくしている要因になっている。 また安倍首相も「私達が国有地払い下げに関与していたら、国会議員を辞める」と言質を与えたのも反省大である。よっぽど自信があっての発言だと思うが、やはり軽率だと思う。全国紙も朝日・毎日は森友問題に前向きであり、読売・産経は緩い論調であった。(私は2紙しか取っていないので昼食時に新聞のある飯屋さんで読んでいる。)

3月23日に籠池理事長の国会証人喚問も録画して見たが、相当な曲者と感じた。証人喚問は虚偽の証言は偽証罪に問われるので、正直な証言を期待されるが、今日の(3月30日)朝刊には、籠池理事長に偽証の疑いがあるので、自民党が告発しようとしたら、野党は反対のようである。過去にも偽証罪で訴えられたのは極わずかである。こんな調子では証人喚問の意味がないので嘘の発言には厳しく対処すべきである。100万円の寄付も安倍昭恵さんはしていない、籠池理事長は貰ったと全くの反対である。どちらかが嘘をついているのである。メールの全文を見たら明らかに安倍昭恵さんの方が正直に答えていると感じたのは私だけだろうか?野党は籠池理事長の発言を根拠に安倍首相を責め立てている。ところが最近メールの中に民進党の辻本清美議員の名前が出てきて、これを与党が問題視しだすと、民進党は根も葉もないデマだと打ち消しに躍起になっている。逃げも隠れもしないので会見すると言って、会見はドタキャンである。同じ情報源でありながら自分達に都合が悪ければデマだと言い張る態度は国民には支持されないだろう。いずれにしても、これも大した問題でないので森友問題は早く収束して欲しい。物凄い時間と国費の無駄使いを国会議員は認識すべきである。これで安倍政権打倒は無理なのだから・・。

独り言の好きな男より